2017年 01月 26日
伝説の算数教室の授業
宮本式の賢くなるパズルの中の1つです。
宮本式の賢くなるパズルに出会ったのは確か娘がまだ小学1年生だったときですから、今から16年前。
宮本式の賢くなるパズルに出会ったのは確か娘がまだ小学1年生だったときですから、今から16年前。
ちょうど私がウェイク教室をはじめる少し前のことです。
京都で月1回だけの面白い算数教室が開かれるよ。
と聞き、見学に行ったのが宮本式の算数教室だったのです。
低学年のクラスは開講されなかったので見学だけでしたが、衝撃的でした。
今では、数え切れないほどのパズル問題集を出版されている宮本先生ですが、当時は、市販されたパズル集はなく、白い表紙のシンプルなテキストが8冊(確か?)、算数教室ではそれだけでなく、オリジナルの問題が用意されていて、スタートの合図と同時に、子ども達は黙々と難問と向かい合い、ひたすら考えて続けていました。
この出会いが、ウェイクの小学生クラスの基本方針作りに大きな影響を受けていることは言うまでもありません。
(それとは別にもうひとつ、私の原体験が根底にあるのですが、それはまた別の機会にお話しますね。)
そもそも、
自分で考えて行動する
と言うことを大切にした子育て、教室作りをしていましたので、これだ!
と共感できる部分がたくさんあったのです。
自分の力で考えて答えを導き出す。
これは何も算数やパズルに限ったことではありません。
たかが算数の問題で、考えることをせず、すぐに答えを教えてもらおうとする子が生きていく中でぶつかる難問を自分の力で解決しようと立ち向かえるか?
大袈裟なようですが、繋がっていると私は思います。
そんな宮本先生の久しぶりの著書がこれ。
大東教室の授業の前に、近くのカフェで読みました。
主に、中学受験を目的としている宮本式の算数教室の取り組みについて書かれているのですが、根底にある考え方は、進学塾ではないウェイク教室ともつながる部分がたくさんあります。
教室の目的が違いますので、その取り組み方には違和感を感じる面ももちろんあります。
でも、面白い1冊ですね。
はじめて読まれる方には、2004年に出版された「強育論」の方がおすすめですが、中学受験を考えている方にはこの本も良いと思います。
帯の裏に書かれている言葉。
まさにその通りだと思います。
試験のためや受験のための算数から卒業し、賢くなるための算数を楽しめる子に。
考えることを楽しめる子を育てたい。
そんな思いで日々取り組んでいるウェイク教室です。
ウェイクへの質問、お問い合わせは、
wake.itoi@gmail.com
09074985034
糸井までどうぞ!
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by wakeitoi
| 2017-01-26 16:15
| ウェイクとは
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