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魔法の言葉をかけられるお母さんに

お母さんのひとことは、子どもに大きな影響を与えます。

何か出来事が起こったとき、どんな風に言葉をかけるかで、子どもの気持ちは前向きにも、後ろ向きにもなります。

例えば、大好きなバレエのお教室で、振り付けがなかなか覚えられなくて先生から叱られてションボリしている我が子を見たとき。

大抵のお母さんは、
お家でも練習しようね。
覚えられなかったら、人よりたくさん練習したらいいのよ。
大丈夫、きっとできるよ。
頑張ろうね。

と励ましであげるでしょう。

とっても優しいお母さんです。

でも、それが子どもなりに精一杯努力した結果、それでも覚えられてなかったとしたら。
先生に叱られるまでもなく、できなくて悲しい思いをしたり、自信をなくしてしまっているとしたら。
きっと、その言葉だけでは元気が湧いてこないでしょう。

私ならどんな風にお話するかしら?
と考えてみました。

バレエが上手に踊れることと、振り付けを上手に覚えられることは違うねんで。
覚えられへんでもいいやん。
ちゃんとステキに踊れてるで。
◯ちゃんは、振り付け教えてもらって踊るより、自分で振り付け考えて踊る方が得意やねん。
だって、◯ちゃんは色んなこと思いついて創り出すの上手やん?
大きくなったら、いろんな振り付け考えて、みんなに教えてあげなあかんな~。
誰でもが、振り付けを考えられる訳じゃないねんで。

そうお話するかな?

ほんの少し見方を変えてあげただけで、視野が広がります。
『私、振り付け覚えるのは苦手やけど、まぁいいか。バレエ大好きやし、自分で踊り考えられるしな。』
って、前向きに考えられるようになったら、きっと今まで覚えられなかった振り付けだって覚えられるようになります。

少々話が飛躍してたって、100パーセント本当のことじゃなくたって、そんなことはどうでもいいことです。

見方を変えることで前向きになれる。
そのことが伝わればいいと思うのです。

誰に否定されても、叱られても、お母さんに『そのまんまでOKだよ。』と言ってもらえたら、子どもの自己肯定感は育っていきます。
自己肯定感が育っていたら、子どもは苦手なことの前でも、必要以上に落ち込まず、前向きになれます。

子どもが落ち込んでしおれているときは、お母さんも悲しくなります。
でも、そんなときこそ、一緒に落ち込んだり、悲しくなったり、焦ったりしないで。

落ち着いて、冷静に、魔法の言葉を考えましょう。

そして、伝えてあげましょう。

子どもが壁にぶちあたっているときは、成長するチャンスのときなのだから。


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wake.itoi@gmail.com
09074985034
糸井までどうぞ!


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私がウェイクを始めた頃の娘。
まだ、泣き虫だった頃…。
















by wakeitoi | 2017-03-07 10:02 | 子育てサポート | Comments(0)