人気ブログランキング | 話題のタグを見る

『同時処理』と『継次処理』

人間の脳の情報処理方法の区分けとして、『同時処理』と『継次処理』というものがあります。

簡単に言うと、

同時処理タイプは、
まず、全体を把握した後で、その中の細かい事をそれぞれ関連付けて処理していきます。

継次処理タイプは、
時間軸に沿って順序よく把握するのが得意で、1つ1つ順番に物事を分析、処理していきます。

特別な検査をしなくても、子どもの学習場面を見ていると、あ、この子は同時処理だな?この継次処理だな?とわかります。

タイプによって、得意不得意に傾向が見られ、わかりやすい教え方も変わります。

けれども、そんな知識がある先生は少ないようで、先生の教え方がどちらかに偏っていたら、さっぱり理解できなかったりします。

同時処理が得意なお子さんは、順列は苦手です。

5とびとか2とびとか…
どこまで言ったかわからなくなります。

そんなお子さんに、時計は5とびだよ
と教えても、混乱してしまいます。

でも、こんな風に、数字にイメージしやすい絵を書くとすぐに覚えられます。

『同時処理』と『継次処理』_b0367367_16301825.jpg

これを利用して時計の読み方を教えてあげると、1回ずつ、5、10、15…と唱えなくてもよくなりますよ。

その子に合った学び方があることを親も、先生も、知ってあげたいものですね。

うんと楽になりますよ。

ウェイク教室への質問、お問い合わせは、

wake.itoi@gmail.com

09074985034

糸井までどうぞ







by wakeitoi | 2017-11-16 15:57 | 苦手克服サポート | Comments(0)