2017年 11月 16日
『同時処理』と『継次処理』
人間の脳の情報処理方法の区分けとして、『同時処理』と『継次処理』というものがあります。
簡単に言うと、
同時処理タイプは、
まず、全体を把握した後で、その中の細かい事をそれぞれ関連付けて処理していきます。
継次処理タイプは、
時間軸に沿って順序よく把握するのが得意で、1つ1つ順番に物事を分析、処理していきます。
特別な検査をしなくても、子どもの学習場面を見ていると、あ、この子は同時処理だな?この継次処理だな?とわかります。
タイプによって、得意不得意に傾向が見られ、わかりやすい教え方も変わります。
けれども、そんな知識がある先生は少ないようで、先生の教え方がどちらかに偏っていたら、さっぱり理解できなかったりします。
同時処理が得意なお子さんは、順列は苦手です。
5とびとか2とびとか…
どこまで言ったかわからなくなります。
そんなお子さんに、時計は5とびだよ
と教えても、混乱してしまいます。
でも、こんな風に、数字にイメージしやすい絵を書くとすぐに覚えられます。
これを利用して時計の読み方を教えてあげると、1回ずつ、5、10、15…と唱えなくてもよくなりますよ。
その子に合った学び方があることを親も、先生も、知ってあげたいものですね。
うんと楽になりますよ。
ウェイク教室への質問、お問い合わせは、
wake.itoi@gmail.com
09074985034
糸井までどうぞ
by wakeitoi
| 2017-11-16 15:57
| 苦手克服サポート
|
Comments(0)