2019年 04月 03日
出口式みらい学習教室、いよいよスタート!
ウェイク教室でも、取り入れていきますよ〜
セブ島親子留学でも実感したのですが…。
日本人が「英語が話せないから…。」
と言うとき、大きく分けて2つの問題があります。
1つめは、英語に慣れてなくて相手の言っていることが聞き取れない。
2つめは、何を話したらいいか浮かばない。
私は、むしろ2つめの方が問題だなぁと感じています。
セブでのグループレッスンで、高大生のクラスに入りました。
そう、現役バリバリ学生とグループメイトだったのです。
どう考えても、彼らの方が語彙力も、文法も、私よりはるかに上。
でも、私の方が明らかに先生との会話が弾むのです。
糸井先生、英語できるから〜
と高大生は思ったかもしれませんが、それは勘違い。
どんな話題を振られても、なんとかかんとか自分の持つ拙い英語力を駆使して、話を膨らませる力を持っているだけです。
よく聞いたら、本当に簡単な単語しか使ってないことに気づくはずです。
「普段考えてないような質問されても、日本語でも答えられない。」
と高大生。
そうなんですよね。
普段、意見を言うことに慣れていないし、もしかしたら、意見を持つことにも慣れていない?
だから、話そうにも話せない。
実は、これが難しい質問のときだけではないんです。
例えば、あなたは紅茶とコーヒーのどちらが好きですか?と言う質問。
簡単な英文ですから、さすがにみんな聞き取れます。
そして、答えます。
コーヒーが好きです。
その次に先生から、
Why?
と聞かれた途端に、困り顔。
やっと
香りがいいからです。
と答えたと思ったら、
And?
と続けられたりしたら、もう焦る焦る。
これって、英語力の問題ではありませんよね。
幸い、1週間のレッスンで高大生も、最初よりも随分スムーズに
Because…
And…
と続けられるようになりましたが。
英語に慣れたこともありますが、自分の考えを言うことに慣れたのだと思います。
たった1週間ですが、密度の濃いレッスンのたまものですね。
間もなく、平成から令和に時代は移ります。
国際化社会はますます進んで行くでしょう。
今でも、グローバル教育やら、英語は小さいときから始めましょうやら、色々言われていますが、いくら英語力がついたところで、話す内容が頭に浮かばないようでは無用の長物に過ぎません。
そもそも、日本は察する文化ですから、自分のことをあんまり説明する必要がなかったのかもしれませんが、これからは違います。
まず、英語以前に身につけなければならないことがあると思うのです。
他者意識を持ち、自分の考えや意見も持ち、表現できなければなりません。
それは、私たちが受けてきた今までの知識の量や記憶の量が重要視された詰め込み教育では、身につきにくいものです。
むしろ、そんな教育をしていたら、失われていく力だと言っても過言ではないでしょう。
そんな危機感を感じていたのは私だけではありませんでした。
ウェイクでは、以前からパンダの問題集としておなじみの論理エンジンの出口汪先生が立ち上がられました。
それが、「出口式みらい学習教室」です。
先生のお話を直に聞き、とても共感しました。
出口先生が''同志"を募っていると知り、名乗りを上げました。
ウェイクでは、4月21日に、出口先生にお越しいただきます。
いよいよスタートです。
by wakeitoi
| 2019-04-03 11:43
| 出口式みらい学習教室
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