2019年 05月 20日
3年かかったけれど…大きな学び
先週の土曜日は、学校があった子が多いので、あちこちのクラスにわかれて振り替えをしています。
6年生が卒業し、いつもは静かな月曜日クラスにも、2人が加わり賑やかに。
前半は新6年生に合わせて、みっちりとお勉強タイム。
6年生2人は、長い間、取り組んでいた算数の問題集の最後の難問数問にチャレンジ中。
なんとか今日中に終えたいと、必死でした。
…そして、2人とも、できた〜‼️
その1つは、方程式も、特殊算も、知らない子ども達が自力で解くのはすごく難しくて、ほとんど(ほぼ100パーセント)の子がすっとは解けない問題です。
たぶん、家で親子さんの手を借りた子も少なくないと思います。
その文章題には、春子さん夏子さん秋子さん冬子さんの4人が登場するので、ウェイク卒業生の子ども達はみんなこの4人が嫌いです(笑)
解答のために使う計算自体は簡単で4年生なら楽々できます。
でも、難しいんですね。
なぜかと言うと、問題の意味を読み取るには、高い読解力がないとできないからです。
2人も、なかなか正解にならないので、いやになって長い間放ったらかしにしたままでした。
でも、いよいよ残すはこの問題だけになった昨日は、やる気に火が付き、絵を描いたり、図を描いたり、問題文を要約したり。
論理力を駆使して問題文を読み、論理的に組み立てて、仮説を立てて…
そして、最後には、方程式でも特殊算でもない自分なりの解法を導き出し、正解することができました。
1冊の問題集に3年間。
本当によくがんばりました。
本人たちはもちろんですが、
「いつか自分でできますから、教えないでくださいね。」
と言う私のお願いを聞き入れ、信じ、ずっと気長に見守ってくださった親御さんも、素晴らしい。
途中、もうイヤや…
ウェイク行きたくない…
となったこともありましたよね。
だって、お勉強って、教えてもらってサクサク前へと進んだ方が楽しいし、楽ですものね。
それでも、じっと我慢で見守り続けたお父さん、お母さんは、本当に偉かったです。
2人が同志として、励まし合って取り組めたことも幸いでした。
やる気になれなくても、ウェイクでだったら、頑張ってみようと思える。
たかが算数、されど算数。
この学びは大きいです!
後半の時間は、振り替えに来ていた下の学年の子達に合わせて、あれこれゲーム。
お姉さん達と遊べるのがうれしくて、大はしゃぎ。
あれ、かわいい傘がひとつ、忘れ物。
誰のかな?
by wakeitoi
| 2019-05-20 22:00
| 子育てコラム
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