2019年 08月 04日
学校の先生の視点から「子ども環境劇場in京北」を見ると…
学校の先生の視点から「子ども環境劇場in京北」を見ると…
夫が先日の発表会について、ブログに書いてくれていました。
今回で12回目を迎えた「子ども環境劇場in京北」の取り組み。
実は、第1回目は、合宿直前になっても参加者が集まりまらなくて、
「誰か参加してくれる子はいませんか…?」
と夫を通してお誘いをいただいたのでした。
急だったのにもかかわらず、十数名のウェイク生が参加し、3泊4日の濃い時間を過ごしたのがスタートでした。
その時からずっと、私と一緒に京北に通い、発表会も見に来てくれています。
12回、全ての合宿に足を運び、全ての発表会を見ているのは、何を隠そう、私と夫の2人だけ(笑)
そんな夫の感想。
さすが先生だな、わかりやすい!と思ったので、紹介したいと思います。
(前略)
午後からいよいよ子どもたちの演劇。
10人1組で、15分ほどの演劇を披露してくれる。
演劇の出来は、いつもながら、よくもまあ3日間でこれだけ仕上げたなあと思うほどの出来具合。
しかも、3日間のキャンプ中には、川遊び、魚釣り、天体観測、餅つき、ネイチャーゲーム、BBQと楽しい体験がいっぱい。
今日の発表会で驚いたのは、劇団の方が子どもたちとの話し合いの場で、ホワイトボードミーティングをされていたこと。
この方法は、三日間のキャンプ中にも使われていたそうだ。
三日間で演劇をつくる。
グループは10名の異年齢集団。
大きなテーマは劇団の方が決められるが、子どもたちの考えが反映される余地はあるものとなっている。
試行錯誤、トライアンドエラーを繰り返し、一つのものをつくっていく。
あれっ?これって、今、子どもたちに求められている学びそのものじゃん。
劇団の方がどういう経緯でホワイトボードを使うことになったのかはお聞きしていないが、見事なファシリテートでした。
それに比べて、私たち教員は何をしてるんだろう。
こんなにも自然に、今、文科省がやっきになっている教育を具現化したものがここにあるじゃないか。
一つの演劇をつくる上で、
「環境」に興味を持ち、調べていくのが、理科や社会につながる。
台本をつくり、気持ちを込めて、声や身振りで表現していくのは国語だろう。
いや、本格的な動きや、踊りなども加われば、それは体育だろう。
小道具作りは、当然、図画工作。
これが教科横断的なカリキュラムにつながる。
それにしても、子どもたち、楽しそうだったな。
こういう取り組みが、学校現場に、もっともっと必要なんだよ。
頑張らなきゃね!
☆☆出口汪先生をお迎えし、2回目の講演会を開催することが決まりました‼︎
前回は、小学生とその保護者向けの内容でしたが、次は幼児の保護者向けの内容をたくさん盛り込んでもらう予定です。
来年1月26日の午後を予定しています。
楽しみにしていて下さいね。
☆8月31日日のろんり国語教室
申込スタートしました!
低学年クラス…キャンセル待ち
高学年クラス…キャンセル待ち
☆9月1日の大原遠足、キャンセル待ちとなりました。
糸井までどうぞ
by wakeitoi
| 2019-08-04 20:38
| 子ども環境劇場
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