2020年 02月 22日
大家族のような集団の中で
大家族のような集団の中で
今では当たり前の風景になった、異年齢で活動する風景。
7、8年前までは、学年別のクラス編成でしたが、
勉強するときは、高学年チームと低学年チームに分かれて。
活動の場面は、1年生から6年生合同で。
の形に移行しました。
この形を試験的にはじめたときには、勇気がいりましたが、すぐに「これでよかった!」と確信しました。
自然に教え合いが始まるだけでなく、「学ぶ姿勢を上の学年を見習って、身につける」効果は、すごくいいものだと感じたのです。
それより何より、大きい子や小さい子が一緒に活動する中で、仲良くなり、いつの間にか、大家族か親戚の集まりみたいになっていく。
少子化の昨今、核家族が当たり前。
でも、
異年齢の中で経験しながら、感じること、学ぶことは、子どもの成長過程で、欠いてはいけない部分だと再認識しています。
この学びの形、ウェイク独自のものだと思っていたのですが…
あとで知ったのですが、よく似た考え方がありました。
イエナプラン教育と言うそうです。
造船所を望む市立常石小学校は2022年度、「イエナプラン教育」をとりいれた全国初の公立小学校として再スタートする。
と言う記事として、朝日新聞のGLOBAL +にも大きく取り上げられていました。
わかりやすく解説されていましたよ。
「イエナプラン教育はドイツで提唱され、オランダで発展・普及した。一人ひとりの発達や個性を大切にしながら自律と共生を重視する。生徒は6~9歳、9~12歳といった異年齢グループで学ぶ。時間割は「(サークル)対話」「遊び(演劇など)」「仕事(学習)」「催し」の四つを循環させて組み立てる。多様な生徒が協働して学ぶのが特徴だ」
2019年、全寮制のグローバルリーダー育成中高一貫校として開校された「広島県立広島叡智学園中学校・高等学校(Hiroshima Global Academy)でも、教育の柱の一つとして、異年齢で学ぶことをあげています。
規模こそ小さいですが、ウェイクで試行錯誤しながら進めてきたことが、最先端と言われるこれらの学校より、さらに先を歩んでいたなんて。
なかなかやるやん、ウェイク!
と思っています。
4月からのクラス編成も、ほぼ決まりました。
6年生を見送り、1年生を迎えます。
どのクラスも、ウェイク流イエナプランを実施できるよう、中林先生と相談して決めました。
10月の出来事(突然の大手術)から4ヶ月。
色々とご迷惑をおかけしましたが、休校になることなく続けて来られたのも、みんなが家族のように仲良く学ぶ場になっていたからなのかもしれません。
子ども達だけでなく、保護者のみなさんも。
一緒に支え、盛りあげてくださいました。
今さらですが、どうもありがとうございます。
1日1時間からの復帰。
1ヶ月が無事に終わりました。
来月は、もう少し時間を増やします。
これからも、大家族のような集団の中で、子ども達を育てていきたいなぁと思っています。
どうぞよろしくお願いいたします。
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糸井までどうぞ
by wakeitoi
| 2020-02-22 06:55
| ウェイクとは
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