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異年齢クラスならではの卒業おめでとう

異年齢クラスならではの卒業おめでとう

学年別のクラス編成だったときは、私が準備したお祝いの会でしたが、異年齢クラスの今は違います。

送る側に立つ下級生が、短い準備時間の中で精一杯考えた会で送り出す。

何話そう、どうしようかな。
こうした方がいいんじゃない?
意見をどんどん出しながら、
ドキドキわくわくしながら、
瞬時に企画を立てていきます。

ほんの20分くらいなんですが、心を込めて準備をし、卒業生を迎えます。

第一部のセレモニー。
クラスによって異なる演出。
なぜなら、考える子どもたちが違うから。
素晴らしいな、と思います。

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(ドキドキしながら、お祝いのメッセージ)

第二部のパーティー。
これも、クラスによって雰囲気も変わります。
でも、共通していることも。
それは、「小さい子が優先」の暗黙のルールがあるウェイクなのに、このときは、「6年生が優先」と、下級生がおもてなしをする側にまわること。

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(何が飲みたいですか?と敬語で)

それがすごく自然で、いいなぁ、うれしいなぁと思うのです。

下級生が準備をしている間、送られる卒業生は?
中林先生と最後のお勉強タイム。
話し声や笑い声も聞こえてきます。
どうやら、勉強しながら、思い出やらこれからのことを語り合っているようです。

ウェイクでは、小学生になる前はみんな中林クラスにお母さんやお父さんと通います。
温かく、明るく包んでくれる肝っ玉母さんみたいな中林先生には、真面目で厳しい私とは違う安心感を持っているんです。

最後のお勉強タイムも、リラックスして過ごせたことでしょう。


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(桜の花道もプレゼントしよう!と下級生の提案)

なにか困ったことや、誰かに聞いて欲しいことがあったら、いつでも来るんやで。
これから思春期やからな。

そんなことを言ってお別れしました。

私にとっては、心にぽっかり穴が開いてしまうようなさみしい季節。

でも、子どもたちの旅立ちのときを心からお祝いし、笑顔で送り出します。

また、会いましょう!

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by wakeitoi | 2020-03-17 07:32 | 日々の取り組み | Comments(0)