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"見んといて!"から、"どこ?"へ

"見んといて!"から、"どこ?"へ

ウェイクでは、教え合いも大切なお勉強の形の1つだと考えています。
だから、自学自習の時間でも、誰かが煮詰まって、

あ〜ん、できない。
この問題、どうなってるの?
難しい…。

こんな呟きが聞こえると、

え、どれ?

と、ほかの誰かも一緒に悩みはじめ、あーだこーだと考え方を共有しながら、解くと言う場面がよく見られます。

そんな子ども達も、1年生のころは、少しでも誰かがちらっとでも見ようものなら、

見んといて!
カンニングやで。

なんて言う子も少なくありません。

テストの最中に誰かの答案を見たらあかん、を学校で言われているからでしょうね。

そらそうです。
カンニングはだめですね。

でも、そんなとき私は、見た子を叱ったりはせず、

見られてもそんな怒らんでもいいで。
見られた人は、なんにも困らへんやろ。

と声をかけています。
ウェイクは、できるできないを計る場所ではないし、わからないことがあれば、一緒に考えるのもよい学びになるからです。

そして、こんな話も付け加えます。

テストでカンニングする人は、その瞬間だけ見たら得したみたいだけれど、本当は大損をしています。
カンニングして損しているのは、見られた人じゃなくて、見た人。
だから、見られたからって、困ることはないんだよ。

いつのまにか、見られて怒る子はいなくなります。

誰かが自分の問題集を覗いていると感じたとき、"見んといて!"じゃなくて、"どこ?"と言って、一緒に考えられる人に。

そんなウェイクです。

\"見んといて!\"から、\"どこ?\"へ_b0367367_06401640.jpg

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by wakeitoi | 2020-11-11 06:38 | 子育てコラム | Comments(0)