2020年 11月 11日
"見んといて!"から、"どこ?"へ
"見んといて!"から、"どこ?"へ
ウェイクでは、教え合いも大切なお勉強の形の1つだと考えています。
だから、自学自習の時間でも、誰かが煮詰まって、
あ〜ん、できない。
この問題、どうなってるの?
難しい…。
こんな呟きが聞こえると、
え、どれ?
と、ほかの誰かも一緒に悩みはじめ、あーだこーだと考え方を共有しながら、解くと言う場面がよく見られます。
そんな子ども達も、1年生のころは、少しでも誰かがちらっとでも見ようものなら、
見んといて!
カンニングやで。
なんて言う子も少なくありません。
テストの最中に誰かの答案を見たらあかん、を学校で言われているからでしょうね。
そらそうです。
カンニングはだめですね。
でも、そんなとき私は、見た子を叱ったりはせず、
見られてもそんな怒らんでもいいで。
見られた人は、なんにも困らへんやろ。
と声をかけています。
ウェイクは、できるできないを計る場所ではないし、わからないことがあれば、一緒に考えるのもよい学びになるからです。
そして、こんな話も付け加えます。
テストでカンニングする人は、その瞬間だけ見たら得したみたいだけれど、本当は大損をしています。
カンニングして損しているのは、見られた人じゃなくて、見た人。
だから、見られたからって、困ることはないんだよ。
いつのまにか、見られて怒る子はいなくなります。
誰かが自分の問題集を覗いていると感じたとき、"見んといて!"じゃなくて、"どこ?"と言って、一緒に考えられる人に。
そんなウェイクです。
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by wakeitoi
| 2020-11-11 06:38
| 子育てコラム
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