2022年 05月 10日
"刻限は早めに"を考える
"刻限は早めに"を考える
親子茶道教室ではお話しましたが、
利休七則には、
1. 茶は服のよきように点て
2. 炭は湯の沸くように置き
3. 花は野にあるように生け
4. 夏は涼しく冬暖かに
5. 刻限は早めに
6. 降らずとも傘の用意
7. 相客に心せよ
と書かれています。
5番目の『刻限は早めに』について、先日のお茶会体験のときに考えたことがあります。
どんな意味か考えたとき、まず頭に浮かぶのは、
"時間を守り、人を待たせない。"
と言うことではないかと思います。
でも、どうやら利休さんが伝えたかったことは、
ただ単に時間を守れという意味ではなくて、
時間への意識にゆとりを持ち、
焦りがなくなることで、
心に余裕を持てる。
わかりやすく言い換えると、
「時間に余裕を持て」
と言うことだったようです。
もし、分刻みに用事を詰め込むような暮らしをしていたら、少しでも待たされたら、待たされることは大きなストレスになってしまいます。
私たちは、人を待たせないことや時間を守ることを良しとするだけでなく、それができない状況に対して寛大にはいられなくなっているのかもしれません。
でも、
待つことで生まれた退屈な時間を有意義な時間に変えられるゆとりを持つ生活を心がけていたら、退屈な時間を楽しい時間に変えることができます。
チャレンジお茶会初体験では、長い待ち時間が生じました。
お茶会は、今どきのイベントのように、
ネットで○時に予約
はありませんので、来た人から順番で、待つのが当たり前。
お茶会あるあるです。
日曜日も、長い人は1時間は待ちましたね。
それでも、みなさん親子で、
気長に待ち、
庭園の散策し、
鯉の餌やり、
水琴窟の音を聴き、
写真撮影などをしながら、
のんびりと過ごしてくださいました。
不平のひとつもなく、のんびりと待ち時間を過ごし、お茶会も緊張しながらも楽しんでくれたウェイクの子ども達と親御さんは、やっぱり素晴らしいなと思いました。
とは言え、忙しい中参加してくださったみなさんには、お待たせして申し訳ありませんでした。
どうしたら待つ時間が短くなるか、次回までに改善できるように考えておきますね。
(カメラを構えて…↑ 撮ったアートな写真↓)
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伝統文化ゆかた親子教室
お子さんのみの参加、
お母さんのみの参加、
どちらもokです。
参加お申し込み、お待ちしてます!
☆〜☆〜☆〜☆〜
わくわく体験教室、先行予約締め切らせていただきました。
お申し込み、どうもありがとうございました!
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子育て支援の取り組みをはじめます!
次回は、5月14日です!
ウェイク生や弟妹さんはもちろんのこと、ご近所さんやお知り合いの方にご紹介いただけたら嬉しいです。
お声かけ、どうぞよろしくお願いいたします。
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by wakeitoi
| 2022-05-10 06:00
| 子育てコラム
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