2024年 03月 21日
人との比較、人からの評価
この2つにこだわる子がいます。
100点が大好き。
100点を取りたくて、努力して、本当に100点を取ったら、嬉しいのは当たり前です。
素直に喜んでる姿は微笑ましい。
一緒に嬉しくなるし、よくがんばったねと声をかけてあげたくなります。
でも、
これが自慢になってしまうと、残念な感じになってしまいます。
嬉しかった報告ではなくて、まわりの子にも聞かせるみたいに、
○○テスト、100点だったんだよね。
と言ったあと、
ねぇねぇ、君は何点だった?
こうなると認めて褒めてあげたい気持ちよりも、どうしてそんなに自分と人とを比較したくなるのだろうと心配になってしまいます。
満点は誰と比べても、1番か同点に決まっています。
わかっているのに、わざわざ聞いて確かめて、自分は"エラい"を確認したくなるのは、どうしてなんでしょう?
どうして、
もっともっと認めてほしい、
僕はスゴいんだよ。
と他人との比較や人からの評価を必要以上に気にしてしまうのでしょう?
点数や級がつくことは目に見えてわかりやすいけれど、そうではないこともたくさんあります。
優しさとか努力とか、朗らかさとか思いやりとか、困っているときにそっと寄り添ってくれるとか、点数化はできないけれど大切なことはたくさんありますよね。
点数や数値を気にする傾向にある子は、そう言うことにはあまり気を留めない傾向が見られます。
逆に、そう言うことに気を留められる子は、点数を自慢したり、100点を褒めてもらおうとしない傾向が見られます。
この違いは、どこから生まれてくるのでしょう?
とりまく大人が自分の言動を振り返ってみると答えは見えて来るのかもしれません。
ウェイクでは、点数で比べることはしません。
進度で比較したり、褒めたり、叱ったりもしません。
ひとりひとり違って当たり前。
少しの努力で簡単に100点を取れる子もいれば、毎日コツコツ頑張ってもなかなか習得できない子もいます。
学年先の勉強をしていることが偉いのではないし、学年よりも前の勉強をしていることが恥ずかしいことでもない。
でも、まだまだ、そんな思いが伝わっていないのだなと思いました。
みなさんのご家庭ではいかがですか?
もう何年も通っているウクレレ教室。
いつまで経っても上達しないし、だからといって練習もしない。
そんな私のことも受け入れてくださるマスターは、比較しないこと、点数ではからないことの大切さをわかっているのだろうなと思います。だから、辞めずに楽しく続けられているのでしょうね。
カンボジアのお土産・生コショウの塩漬ジャックフルーツチップスのせ。
美味しい〜♪
どうもありがとうございました‼︎
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