2025年 10月 12日
一年に一度、感謝を感じる日に
松花堂忌茶会へ
今年も、松花堂昭乗の遺徳を偲ぶ「松花堂忌茶会」へ伺いました。

(ウェイクでも、度々利用しているお茶室ですね↑)
本席の予約が13時からだったので、先に吉兆で松花堂弁当をいただき、まずは副席の煎茶席に。

(お茶会の会費に含まれています。超お得)
煎茶のお作法はあまり詳しくありませんが、120もの流派があり、それぞれ少しずつ違うので、あまり気負わなくてもよいのだそうです。
丁寧に淹れてくださるお茶は、まろやかで甘くて、本当に美味しい。
家で淹れるのとはまったく別の世界でした。
本席では、館長さんから「男性がご主人おひとりなので、お正客を」とのこと。
お茶会のお稽古に通っているとはいえ、大役に少し緊張しつつも…
「特等席の特権も味わえる」とばかりに、譲り合いなくすんなり座る夫(笑)

(お茶室の中は写真撮影NGです。)
お道具やお軸も、松花堂昭乗ゆかりの品々。
お話もとても興味深く、いつもは素通りしてしまう本館の美術館にも立ち寄りました。
現在は「加賀藩の美術工芸と松花堂昭乗」展が開催中です。

今日いただいた松花堂弁当は、泰勝寺・閑雲軒でのお茶会の際に、昭乗愛用の八寸四方の煙草盆を点心の器として使ったことが始まりといわれています。
この逸話は、八幡ではとても有名な話ですね。
そして来月は、昭乗が眠る泰勝寺で行われる昭乗忌にも伺う予定です。
今からとても楽しみです。
実は(と言うかみなさんご存知かと思いますが)、
6年前のこのお茶会でお手伝いをさせていただくはずだった私。
その朝、着物を着ている最中にくも膜下出血を起こしました。
不幸中の幸いで、こうしてまた元気にお茶会に参加できることに、心から感謝しています。
病気のあとしばらくは、このお茶会には足が向きませんでした。
(お茶会も、着物も、もう懲り懲り…と思っていたのです。)
でも、心も身体もすっかり回復し、三年前からまた復活。
今では、再び茶の湯の世界が大好きになり、着物をまとう時間も楽しみになりました。
これからも、子どもたちや外国の方々にも、この素晴らしい文化を伝えていきたいと思っています。
一年に一度のこのお茶会は、私にとって「健康に感謝する日」。
今年もまた、この日を迎えられたことに、深く感謝しています。

(着る機会がなくてしつけが付いたままだった着物をきました!)

