感謝の気持ちを忘れずに

一年に一度の検診へ

家から車で20分。
車ならすぐなのに、バスや電車でなるとかなり不便な場所にある病院。

行くときは、これまで夫が休みを取って付き添ってくれていました。でも、6年目ともなると、頼むのも気が引けて…。

覚えてるかな？忘れてるかな？
と思いながら、「明日は忙しいわぁ」「なんかあるの？」「色々あって」なんて、遠回しに匂わせてみたものの。

どうやら、検診のことはすっかり彼の頭の中から消えている様子。
つまり、それだけ安心してくれているということなんだなと思いました。(いいことです笑)

調べてみると、1時間に1本だけ、八幡からも病院行きの送迎バスがあるとのこと。
「これやな」と、少し早めの便に乗り込み、ひとり病院へ。

診察時間の40分前に到着。
受付を済ませ、退院前に毎日顔を出していた院内コンビニで飲み物を買い、飲食コーナーに腰を下ろした途端、呼び出し音。

予定よりも早く診察してもらえ、ものの3分で終了。
担当医は別のドクターに変わっていて、簡単な質問が少し。特に申し送りもなかったようで「今日はどうされました？」という感じ。

ああ、これで最後の確認だったのかもしれません。

そして
「もう、今日で終わりでいいですよ」

ほっ。

病院が大の苦手な私にとって、この場所はずっとストレスの源。
でも、滞在時間、最短の1時間。
最後の検診が無事に終わりました。

（…やっぱり夫を煩わせなくてよかった）

長い間、本当にお世話になりました。
もう二度とここに来ることがないように。
これからも、自分も、家族も、健やかでありますように。