2026年 02月 15日
点てる茶会、無事終わりました
松花堂庭園・茶室「松隠」での点てる茶会。
お天気にも恵まれ、たくさんの方に支えていただいて、無事に一日を終えることができました。
朝は着付けから始まり、水屋の準備、リハーサル、本番、そして片付けまで。
正直、バタバタで、私自身はお茶をゆっくり飲む暇もない一日でしたが、終わってみると、心は不思議と満たされていて、あたたかい余韻に包まれています。
何より嬉しかったのは、子どもたちの成長。
前回の点てる茶会があった2年前、まだ小さかった子たちが、いつの間にかすっかりお姉さん、お兄さんになっていて。
着物姿も所作も、そして何よりその表情が、ぐっと大人びて見えました。
着物を着てウキウキしているときは、わちゃわちゃ。
でも、お点前が始まると、キリリ。
自分の役割を理解して、周りを見ながら動いてくれる姿に、何度も胸が熱くなりました。
「次はお点前をしてみたい」
そんな声が子どもたちから聞こえてきたことも、本当に頼もしくて。
体型の成長だけでなく、内面の成長を、はっきりと感じた一日でした。
今回の茶会は、たくさんの大人の皆さんの力があってこそ成り立ちました。
着付けの先生は、朝から子どもたち一人ひとりに向き合いながら、
「みんな本当にお姉さんになったね」と、目を細めてくださっていました。
実はてんやわんやの水屋も、「なんやかんやで力を合わせて、なんとかなりましたね」と笑い合えるほんわかな空気に。
お手伝いに来てくださった皆さんからは、
「私はほとんど何もしていないんですよ。子どもたちが自主的に動いてくれて」
「チームの中で動くあの空気が心地よくて、使命感と一体感があって」
そんな言葉もいただきました。
裏方で支えてくださる方、カメラを構えながら見守ってくださる保護者の方、
そして一緒にお点前してドキドキした中林先生、鈴木先生。
「糸井先生を中心に、とても素敵な輪の中で、親子ともに楽しい時間を過ごせました」
「『日日是好日』、今日も本当に良い日でした」
そんなメッセージを読んで、胸がいっぱいになりました。
松花堂の本物のお茶室でお茶会をする、という体験。
「普通なら一生できないかもしれない経験を、ありがとうございました」
そんなふうに言っていただけたことも、嬉しくて、ありがたくて。
ウェイクの茶会は、“完璧なお茶会”ではありません。
でも、緊張しながらも、どこかあたたかくて、楽しい空気の中で、子どもも大人も、それぞれの立場で関わり、支え合い、同じ時間を作っていく。
そんな「ウェイク版のお茶会」だからこその良さが、今回もあったように思います。
2年前を知っている皆さんがいてくれたこと。
最強の大人チームがいてくれたこと。
そして、何より、あの場に集ってくれた子どもたちがいてくれたこと。
嬉しそうに、程よい緊張感でお茶会を楽しむ子どもたちの姿を見て、
「大人の役割を、ひとつ果たせたかな」
そんな気持ちになりました。
バタバタの一日でしたが、私にとっても、忘れられない、あたたかい一日になりました。
関わってくださったすべての皆さんに、心からの感謝を込めて。
本当に、ありがとうございました。


