2026年 02月 19日
ウェイク+(プラス)・テーブル茶道
今月も、みなさん揃ってお着物で来てくださって、部屋に入った瞬間から、なんだか空気がやわらぐ感じ。
着物って、それだけで場の時間を少しゆっくりにしてくれますね。
2月の行事として、二十四節気の「雨水」のお話を。
雨水は、「お雛さまを出すのに良い日」とも言われています。
実は、みなさんが到着される直前に、我が家もひな人形を出しました。
テーブルの設えも、今日はひな祭り仕様に。
主菓子は、七條甘春堂の鶯餅。
やさしい緑と、ころんとした姿が、この季節にぴったりです。
鶯の声が聞こえてくるのももうすぐですね。
今月の禅語は、点てる茶会と同じく「日日是好日」。
「どうしてこの言葉を、今日のお茶会に選んだのか」
そんなお話も、少し時間をかけてさせていただきました。
特別な日だけが“良い日”なのではなく、
調子のいい日も、ちょっと気持ちが揺れる日も、
淡々と続いていく日々そのものが尊い――
気がつけば、外はまだ明るく、でも時計を見ると、とっくに定時を過ぎていて。
みなさんが熱心に耳を傾けてくださるので、つい、語りすぎてしまいました。
お茶の時間は、不思議ですね。
季節のこと、言葉のこと、自分の心のことまで、
静かに見つめ直す時間になります。
健康で、今、この場所でいつものように過ごせることがとても良い日。
今日も、とっても良い日でした。

2026年 02月 17日
想像以上だった、レゴのお茶室
夫も一緒に、京都美術工芸大学の卒業制作展へ。
先日、卒業生から「レゴでお茶室を作りました」と写真を送ってもらっていて、
それだけでもすごいなぁ…と思っていたのですが、
実物は、想像以上に素晴らしい作品でした。
まず、スケール感にびっくり。実際の10分の1って、こんなに大きいのね。
そして、屋根のライン、縁側のつくり、建具の雰囲気、室内の空気感まで、
「これはもう、本物の“お茶室”やん…」と、しばらく見入ってしまいました。
とくに、再現された襖絵が素晴らしかったです。
これがレゴだなんて、本当に信じられない完成度。
一つひとつのパーツを積み重ねて、ここまでの空間を作り上げたと思うと、
その集中力と根気、そして何より“好き”の力に、ただただ感心です。
「レゴで、こんなことができるんやで」
子どもたちにも、ぜひ見せてあげたかったなぁ…と、そんなことも思いました。
卒業生が、自分の好きなことを突き詰めて、こうして形にしている姿を見るのは、本当に嬉しくて、誇らしい気持ちになります。
あのとき声をかけてくれて、ありがとう。
素敵な作品を、実際に見ることができて、幸せな時間でした。


2026年 02月 16日
抹茶作りと作品展
2026年 02月 15日
点てる茶会、無事終わりました
松花堂庭園・茶室「松隠」での点てる茶会。
お天気にも恵まれ、たくさんの方に支えていただいて、無事に一日を終えることができました。
朝は着付けから始まり、水屋の準備、リハーサル、本番、そして片付けまで。
正直、バタバタで、私自身はお茶をゆっくり飲む暇もない一日でしたが、終わってみると、心は不思議と満たされていて、あたたかい余韻に包まれています。
何より嬉しかったのは、子どもたちの成長。
前回の点てる茶会があった2年前、まだ小さかった子たちが、いつの間にかすっかりお姉さん、お兄さんになっていて。
着物姿も所作も、そして何よりその表情が、ぐっと大人びて見えました。
着物を着てウキウキしているときは、わちゃわちゃ。
でも、お点前が始まると、キリリ。
自分の役割を理解して、周りを見ながら動いてくれる姿に、何度も胸が熱くなりました。
「次はお点前をしてみたい」
そんな声が子どもたちから聞こえてきたことも、本当に頼もしくて。
体型の成長だけでなく、内面の成長を、はっきりと感じた一日でした。
今回の茶会は、たくさんの大人の皆さんの力があってこそ成り立ちました。
着付けの先生は、朝から子どもたち一人ひとりに向き合いながら、
「みんな本当にお姉さんになったね」と、目を細めてくださっていました。
実はてんやわんやの水屋も、「なんやかんやで力を合わせて、なんとかなりましたね」と笑い合えるほんわかな空気に。
お手伝いに来てくださった皆さんからは、
「私はほとんど何もしていないんですよ。子どもたちが自主的に動いてくれて」
「チームの中で動くあの空気が心地よくて、使命感と一体感があって」
そんな言葉もいただきました。
裏方で支えてくださる方、カメラを構えながら見守ってくださる保護者の方、
そして一緒にお点前してドキドキした中林先生、鈴木先生。
「糸井先生を中心に、とても素敵な輪の中で、親子ともに楽しい時間を過ごせました」
「『日日是好日』、今日も本当に良い日でした」
そんなメッセージを読んで、胸がいっぱいになりました。
松花堂の本物のお茶室でお茶会をする、という体験。
「普通なら一生できないかもしれない経験を、ありがとうございました」
そんなふうに言っていただけたことも、嬉しくて、ありがたくて。
ウェイクの茶会は、“完璧なお茶会”ではありません。
でも、緊張しながらも、どこかあたたかくて、楽しい空気の中で、子どもも大人も、それぞれの立場で関わり、支え合い、同じ時間を作っていく。
そんな「ウェイク版のお茶会」だからこその良さが、今回もあったように思います。
2年前を知っている皆さんがいてくれたこと。
最強の大人チームがいてくれたこと。
そして、何より、あの場に集ってくれた子どもたちがいてくれたこと。
嬉しそうに、程よい緊張感でお茶会を楽しむ子どもたちの姿を見て、
「大人の役割を、ひとつ果たせたかな」
そんな気持ちになりました。
バタバタの一日でしたが、私にとっても、忘れられない、あたたかい一日になりました。
関わってくださったすべての皆さんに、心からの感謝を込めて。
本当に、ありがとうございました。

2026年 02月 14日
卒業生から届いた嬉しい知らせ
ずっとバタバタしていて連絡できていませんでした。
そんな書き出しで、久しぶりに届いたメッセージ。
「今言われてもって感じですけど、2月の14・15・16日に京都美術工芸大学で卒業制作展があります。よければ来てください(笑)」
送られてきた写真を見て、びっくり。
そこに写っていたのは、なんとレゴで表現されたお茶室でした。


え、これ本当にレゴ?と思うほどの精度。
屋根の感じも、縁側の雰囲気も、室内の空気感まで、ちゃんと“お茶室”。
思わず見入ってしまいました。
実物、見たかったなぁ。
そして、「レゴでこんなことができるんだよ」って、子どもたちにも見せてあげたかったなぁ、なんて思いました。
残念ながら、明日は『点てる茶会』でどうしても行けず…。
でも、お時間のある方は、ぜひ足を運んでみてください。
きっと、「え、これレゴなの?」って思うはずです。
こうして卒業生が、それぞれの場所で、好きなことを形にして頑張っている姿を見せてくれるのは、本当に嬉しいこと。
これからの活躍も、こっそり応援していますね。




